「魂と科学の医療」
- 2012年4月8日
- 中島内科新聞
中島内科では現在、魂と科学のバランス医療を目指しています。
魂というのは絆の医療と言い換えてもよいかもしれません。
つまり患者さんの心の思いを重視した医療です。
科学的医療とは科学的事実（エビデンス）にのみに基づいた
ある意味冷静な医療です。
現代はどちらかというと科学万能的な世の中ですが
これがいき過ぎると福島原発事故のようなことが起こり
反対に魂がいき過ぎると戦前の日本軍国主義やオーム真理教事件のようなことが起こるのではないかと思います。
そういう意味で魂も科学もバランス良く活かされることが大切だという気がします。
人間には個性があり、そのどちらを重視するかは人により大きく異なります。
そこで当院ではそれぞれの患者さん自身の希望（思い）で
診療のコースを選択出来ることを目指しています。
実際には患者さんによる医師の選択、検査内容頻度の選択、栄養指導の選択、
その他、運動療法、コーチング、糖尿教室、お料理教室等の参加選択の自由です。
勿論スタッフによる勧めもあるかもしれませんが
基本患者さん自ら決めてもらうことが望ましいと思います。
その手始めとして当院では医療コンシェルジュを導入しました。
皆さまのご意見をよろしくお願いいたします。